ベルギー世界遺産巡りー中央運河の船舶リフトたちー
すっかり秋めいて参りましたな。
もうすぐ冬が来て真っ暗になってしまいますよう、とあせりつつ、秋晴れの中お出かけ。世界遺産だ!↓
ラ・ルヴィエールとル・ルーにあるサントル運河の4つのリフトとその周辺 (エノー州) - Wikipedia
名前長過ぎ。タイトルでは縮めてみましたが、いかがでしょうか。これで充分通じるよな。「たち」は余計かな。
世界遺産については、近所を通りかかればまあ、挨拶くらいしておくか、と遠い親戚のように付き合っております。
この遺産は、家から自動車で1時間くらい。
そろそろ挨拶しておこうか、という次第。
船舶用リフトとはなんぞや、というと、鉄製の大きなプールに船を乗り入れ、それおを上げ下げして、高い運河と低い運河を行き来させる。船のエレベーターですな。
こういうのが7KMの運河のうちに4か所あって、合計66Mの高低差の
船舶交通を可能にするという仕組み。
産業革命当時の炭鉱地帯において、大量の石炭輸送の必要が生み出した
物流革命!といったところだったんでしょうが、実に素朴ですな。
でも、そこがいいので、100年以上前からの素朴なメカを眺めていると
周りの運河の風情と相俟ってほっこりとしますな。
あ、でも観光地としての整備状況は、食事処も駐車場もまだまだ。
4つのリフト中、1つは車では近づけずパス。それにお昼は食べ損ねて
しまいましたよ。