ぴよえもんの生態記録

とりあえずやってみるなり。知命の齢も過ぎて、おそるおそるのブログ初体験。ネットのお作法も何も知りませんがよしなに。時折登場する妻、鬼平(♀)と二人でブリュッセルに生息中。

おめでとう!ボブ・ディラン

ちょうど昼休みだったんで、ノーベル賞のホームページを開いて、発表の5分前からネット中継で見ていたんだ。「ハルキ・モウラカミィ!」って発表されるのをね。
でも僕がそうやって用意周到に準備しているときは、いつも思いがけないことが起こってしまうんだ。やれやれ。
と、村上春樹調に書いてみましたが、驚きましたねえ。「ボブ・ディラン」と聞いたときは。

受賞者発表の瞬間↑
こんなところで名前がでてくるとは。歌手なのに。
その昔(2000年)、アカデミー賞授賞式に出てきて歌ったと思ったら受賞していたときも相当驚きましたが、ノーベル賞文学賞ですよ。グラミー賞なんかは当然何回ももらっているし、もう世界の各賞総なめ。そのうちに芥川賞でもとるんじゃないか。


とはいえ、正直あんまり歌は聞いたことはありません。Wikipediaに載っていた以下エピソードの子供たちなみ。
”「変なおじさんが来てギター弾きながらなにやら怖い曲を歌ってた」
 - ディランが、孫の通うロサンゼルス郊外の幼稚園で演奏した際、ディランを知らない子供たちが帰宅後、親に報告”


でもPC内の音源を調べたら、一曲だけ持っていました。Knocking on heaven's door。
でもこれは、ディランというより、鬼平(あ、嫁さんのことです。気分は鬼平 - ぴよえもんの生態記録)のお気に入りの映画↓の主題曲ということで愛聴。


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まだ海を見たことがないんだー天国じゃあみんな海に沈む夕陽の話で盛り上がるっていうのにーと、余命いくばくもない(Knockin' on heaven's door)ドイツの若者二人が海を目指してちょっとせつない珍道中。
ざっくり言うとこんな感じ。


でもお涙ちょうだいの難病ものじゃぁないよ。
コメディでバディものでロードムービーの傑作。必見。
上腕二頭筋から大胸筋まで力瘤つくって大推薦。


ただ、ちょっと残念なのは、この2人、ドイツ(どこかはっきりしませんがブッパタールのモノレールが映ったりする)からオランダに抜けてたぶんデンハーグあたりの海に至るんですよ。もうちょいと南にそれてE34からブリュッセル経由E40でオステンドあたりに行ってくれたら、ベルギー在住者としては、うれしかったかもだ。


あ、日本でリメイクされてましたね。でもあれは違います。見てないけど。
見るなら是非、本家を。ルトガー・ハウアーも出てくるよ!
因みに、鬼平さんの好きなシーンは、”バナナ食う?”のところです。


何か話がずれちゃったな。やれやれ。