ＢＯＺＡＲでごさーる！（昨日に続く。くどい）
ということで、今シーズンのコンサート初めはこれ。

アンドレイ・ボレイコ指揮ベルギー国立管弦楽団で、
アルモニカ（Jörg Widmann）
チャイコフスキーピアノ協奏曲第一番
ショスタコ―ビッチ交響曲第五番「部長刑事」（ちがう）

テーマは「クリスタルな音響とロシアの荘厳」

一曲目のアルモニカはグラスハーモニカとアコーディオンをフィーチャーした現代曲。なかなか美しい曲で、また聴いてみたし。でも現代音楽の実演って、たいがい一期一会なんですよね。

グラスハーモニカ実演を聴くのは初めて。電動式もあるようですが、これはペダルを踏んで回しているようでした。

チャイ１のピアノはアレクサンドル・メルニコフ。４３歳。頭髪やや不自由。非イケメン系。でも（ってこともないが）リヒテルの弟子だったんですと。がんばれ！
今回はちょっと指揮者とノリが合わなかったのか、休みのあいだ指揮マネをはじめたり、ちょっとやりにくそうでしたが、なーにこの曲で盛り上がらんわけがない。大喝采。

続くメインの部長刑事（くどい）も当然の大盛り上がり。この組み合わせって、たぶん初めて。カツ丼と鰻丼を続けて食べたような満腹感。カロリー過剰。たまにはいいけど。

終演22：35。もうちょい開演を早くしてくれると早寝のおじさん的には、うれしい。