さよならKindle Unlimited
今年の春からKindleを導入したんですが、これはすごいですな。
海外在留日本人の歴史はKindle前後で縄文時代と弥生時代くらい違いますよ。
リアルタイムで日本の新刊が、日本にいるのと同じ値段で読めるんですから。
スマホはもちろん、パソコンから電子レンジまで、おおよそ電子もの(というくくりで良い?)が苦手で、石器人な私ですが、初めて時代にキャッチアップ!
ビバ電子時代!
字が大きくできるし、発光して明るく読めるのというのも、たいへんうれしいんですが、これは、つまり視力の曲がり角を曲がってしまって読書用メガネが必要なお年頃ということで、なんだか爺むさく響くので、小声でビバ。
それはそうとして、Kindle読み放題サービス。
無料サービスの1か月を含めて8月中旬から2か月続けたんだけれどやめちゃいました。
といって、原因は一時話題になっていた人気作品の引揚げ云々に非ず。
というか、作品引揚げなんて全然気が付きませんでしたよ。世の流行に疎いものでな。オヤジで悪かったな。
やめた理由は、本が読めないから。
「読み放題」となると、ちょっとでも元を取ろうという貧乏性。「ちょっと読みたい」「ちょっと気になる」本まで、あれもこれもと読むのに忙しくなってしまって。
ちなみに十分元は取れて、千円ぽっちの料金で毎月1万円分は優に読めました。これでは出版元各位に申し訳ないくらい。いいサービスだと思いますよ。
でもねえ、2か月たってみて、本当に好きな本が全然読み進めていないことに気づいたんですよ。これは私の望む読書生活ではない。
「自分を高めるための本」、「自分の成長に役立つ本」をじっくりと読みこまねば。
人生には限りがあるのだから。
刻一刻を有意義に過ごすのが命を与えられたものの義務なのだから。
なんちて。
というわけで、今読んでいるのは、この2か月ずっとお預けになっていた
「仁義なき戦い(死闘篇)」
- 仁義なき戦い〈死闘篇〉 美能幸三の手記より<仁義なき戦い> (角川文庫)
- KADOKAWA / 角川書店
- 2016-02-19
- Kindle本
チャララーン♪チャララ~~ン♫
すごく面白いよ。