いやあ驚きましたな。米大統領選。

Brexitもそうでしたが、国民投票してみると、あれよあれよと「ちょっとマズいんじゃね？」という方の選択肢に行きついてしまうという。
チャーチル曰く「民主主義は最悪の政体である」ってね。こういう意味だったのか。

気晴らしにクローネンバーグの「デッドゾーン」を鑑賞。

デッドゾーン(〇〇までにこれは観ろ! ) [DVD]

キングレコード

2014-08-06

DVD

ここに出てくるポピュリストでデマゴーグな上院議員候補（マーティン・シーン）が、容貌を含めてトランプ氏に似ているんですよ。
ネットにも、こんな画像がいっぱい。（右が映画の選挙運動シーン。為念）

以下ネタバレですが（ていうか３０年以上前の名作映画にネタバレもなにもないよね。
原作にいたっては４０年近く前だし。名作なんだし見ていない方が悪い）、

マーティン・シーン候補者が、将来、大統領になって世界大戦をおっぱじめるということを予知能力を持つ主人公クリストファー・ウォーケンが、知ってしまってさあ大変というお話。

いろいろあって、映画では、世界にとって最悪の事態は避けられて、悲劇的なれどハッピーな結末を迎えるわけです。よかったよかった。

現実社会でも、なんとなく投票までに何か新たなスキャンダルでも出てきてトランプさんにはならないんじゃないかと思っていたんですが・・・。そうはならず。
↓映画にちなんだ期待からか、こんな写真もアップされていましたが・・・。

まあ、米国民の皆さんが選んだんだから、とやかくは申しますまい。
これまでの暴言・放言はもうジョークということにして、これからは、ちゃんとしたスタッフを集めてちゃんと言うことを聴いて、きっちりよろしくお願いしますよ。
今、世界中いろいろ大変なんですから本当に頼みますよ。