三笠の山にいでし月かもだ
今日は十五夜だそうで。
中秋の名月。
あいにく朧ですが。
海外在住日本人にとって、月といえば、阿倍仲麻呂さん。
さあ、詠っていただきましょう。
”天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも”
空を見上げれば、月がでている。これは三笠山の上に出ていたの
と同じ月なんだなあ。
って訳すまでもないですが、中国留学した仲麻呂さんが、中国政府に
就職して、とうとう生涯日本に帰ることができなかったことを思い
合わせると、しみじみしますなあ。
ちょっと残念なのは、私は、三笠山の月を見たことがないので、自信を
もって詠嘆できないこと。
7時間前に三笠の山にいでし月かも?
って感じ。
いずれ無事帰国できたら行ってみよう。