ぴよえもんの生態記録

とりあえずやってみるなり。知命の齢も過ぎて、おそるおそるのブログ初体験。ネットのお作法も何も知りませんがよしなに。時折登場する妻、鬼平(♀)と二人でブリュッセルに生息中。

モンシャウのクリスマスマーケット

クリスマスまでもうあと一週間。
早いものですなあ。
次のクリスマスまであと一年と一週間。
あせりますな。でもないか。


ともかく師走のあわただしい中、モンシャウまで
行ってきましたよ。
ここのクリスマスマーケットは、こじんまりして
いて地味なんですが、日本の温泉町を思わせる
ひなびた町のたたずまいと相俟って、なかなか。

小高い城跡から街を見下ろす。
写真中央の橋の上にクリマの屋台群が。


町の広場の様子、ってなんだかよく分からん写真で
済みませんね。
どうでもいいけど手前のおじさんの脚がやたら長いね。
竹馬みたい。



フラムクーヘンを食す。うめえ。
飲み物は、熱いグリューワインの白。
ほこほこと温まって、しみじみと幸せ。

地図を見ていて、ベルギーに帰る途中にドイツの
飛び地があることを発見。

正確には、ベルギーが細い筋のように入り込んで
ドイツの出っ張りを切り取って飛び地にしている。


なんだなんだと思ったら、鉄道の跡でした。
フェン鉄道というドイツの作った鉄道があって、第一次大戦で
ベルギー領が増えた結果、ベルギーのものに。
路線の一部がドイツ領を通過する形になるので、「ここの線路
のところも領土に寄越しなさいよ」ということで(図々しいね)、
細い筋状のベルギー領が誕生したんですと。
国境に歴史あり。
Vennbahn - Wikipedia

現在は廃線で歩道に。でもいまだに道なりに細々と
ベルギー領。
「どですかでん」と走ったりすると楽しそう。
木の芽時になって陽気が良くなったらやってみようかな。


で、またしばらくドイツになってベルギーに戻ると
この道にさしかかります。

舗装されているんですが、ひどいデコボコ道で、ヘッドバンギングしながら
走ることに。
昨年は手書きで板切れに「Let's shake!」と書いてあっただけだったと思うん
ですが、立派な看板になりましたね。距離も伸びて地獄まで行けるらしい。
よかったよかった。
って、遊んでないで舗装しなおす気はないのかね。
→と思ったら、2017年春から工事予定ですと。
 Shakeするなら今のうちですよ!